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私の学童保育指導員時代の仲間に親も加わって、「学校協議会」について語る
ひとときを持つ機会に恵まれました。 ◆文部省が「学校評議員」制を来春実施するんですって ｢協力」ではなく、｢学校運営そのものに直接責任を持って参画してもらい、学 校運営を担う一員」であると御手洗康初等中等局長。(日本教育新聞9/3) 鶴ケ島では、「学校協議会」を設置する予定。評議員会では学校の主体性を損 なうとの考えなのでしょうか。「地域ぐるみでの協議会にしたい」と教育長。(つ るがしまの教育№91･1999.7） ◆｢心｣っていうのは｢情感｣であって｢情報｣ではないんですよね 学校では大脳皮質を刺激するようなことをするでしょ。学童は内蔵に関わるこ とやってるんじゃないの。心って内蔵なのよ。内蔵は物言わないけど、顔の表情 に表れるんですよね。だから、顔の表情の豊かさは心の豊かさなのよ。 学校ってさ「心を育てる」っていう情報は持ってるんだよね。だけど、大脳皮 質で考えてるだけなんだ。 ◆協議会は一吹きの清風を送るくらいのことはできるんじゃないの 子どもの実態をよく知ってる人が一人は加わらないと、清風は吹かないね。不 登校80人だって、鶴ケ島、結構やるじゃないのっていう考え方したいな。行きた くないのにがまんして行ってるほうが問題だよね。不登校を問題にしてるのはお となでしょ。 困ってる先生、学校に不信感もってる親が参加するといいんじゃないの。 ◆学校へ行けないことで苦しむから問題なんですよ 学校ってところは、３等までは表彰の対象で、あとの子は劣等感養うだけだか らねえ。背が低いだけで劣等感もってしまうこともあるし。 私はねえ、沖縄で救われたんですよ。あそこで「そのまんまでいい」って教わ った。 ◆沖縄的機能をもつ学童 子どもにとって学童って「そのまんまでいい」っていってくれるところ。指導 員もいい経験している。この指導員たちが親になったら、いい子育てするんじゃ ないかって期待できる。 ◆みんなが望んで制度化してきたのに、学校は今崩壊の危機 原点に戻って、学校は読み書きそろばんを教えるところって覚悟すればいい。 そうしないと、塾の機能がどんどん高まったら、学校いらなくなる。父母からあ れこれやってよっていわれたら、子育てひとまかせでいいんですかって力強く言 い返せるくらいの先生ほしいねえ。 学校協議会やるんだったら、学校の役割、親の役割をハッキリさせることから 始める必要あるんじゃないの。 ◆子どもを好きという大人は信用できる 子どもってしたたかですよ。ストレートさの故に人を傷つけもするしね。子ど ものそんな面に遭遇しても、なお子ども好きっていえるおとなは信用できますよ ね。 ◆遊びの本質は管理しないこと ある意味でそういったストレートさは、野外でノビノビ遊んで育つ中でつちか われていたんじゃないかなって思うんだけど。遊びは昔から学童のテーマだった わけで、今もそれは変わってないですよね。 遊びの語源は神がかり。管理しないことが遊びの本質でしょ。学校は管理して しまうから、子どもは解放されないんだよね。障害児だって、親は普通学級に通 わせたがっているのに、手間のかかる子にはきてほしくないって、出世したがっ てる先生は考えちゃうんだろうね。 ◆子育ての自己責任考えてたらＮＰＯにたどりついちゃった 竹の家ね、せっかく作ったのに、しばらく凍結してつかわなかったでしょ。あ そこで事故やケガが発生したとき、だれが責任とるのかって、問いかけてたのよ。 子ども自身もね、事故を恐れてては楽しい冒険はできないって、気付くチャンス になったかなと思うんだけど… 学童は親が運営担ってて、言いっぱなしではいられない立場でしょ。もし指導 員に任せっぱなしになって、変だと感じた時、そこへ立ち戻って、親としての責 任のあり方を再確認しようとすればできるよね。けど、ＰＴＡっていうのは何言 っても校長の一言で変わってしまう。そういう制度に風穴あける必要あるんだ。 学童がＮＰＯ（非営利団体）になるとすれば、はそうした存在になれるって考え てるんだけど、ＮＰＯって、近代という制度をどう補完していくかっていうとこ ろででてきたんですよね。 ◆自然の厳しさ大切さ知らなさすぎだよね 子どもは自然の中で遊ばなくっちゃっていうけど、田舎の人は自然の大切さ気 付いてないって感じる。それと、３ｍも雪の積もる厳しさも今は縁がなくなって る。それと田舎は観光化されてしまってるし。 自然といえばね、環境のことやってる人、他の人のこと人非人みたいにいう人 いるでしょ、あれってやだよね、戦時中の国との関係みたいで。 国を守ることで利益維持してる人たちは日の丸とかいって形をつくらざるを得 ないんじゃないの。一番くだらないのは近代民族主義だ。 だんだん過激になって来ました。では、ここいらで。バーイ。 |