日常雑記
2000年9月


9月30日(土)
 「2000つるがしま男女共生フォーラム/21世紀女と男のかたち〜心地よい関係 を求めて〜」に企画員として参加しました。いやな予感が的中し、参加者は甚だ 少なく、人数的には寂しい会でした。約ご1名様、お誘いした方がきてください ましたが、こうした問題への関わりは薄く、積極的な意見を聞くに至りませんで した。
 これを機に考えていただけると嬉しいんですが。
 パネラーの一人である鈴木隆之弁護士がミニスカートで現れたため、出迎えの 職員さんは駅でなかなか見つけることができなかった由。発言の方もなかなか刺 激的で、大いに勉強になりました。


 夜は、高柳まさ子とがんばろう会の拡大役員会。紅葉狩り、いも煮会、バーベ キューの要望が出ているので、どうしようかと相談。いも煮とバーベキューに落 ち着きました。


9月29日(金)
 「南公民館利用者懇談会」に出席しました。
 子どもたちも公民館を利用していますので、「気づいたことがあったら声がけ をしましょう」とのアピールが、館長と公民館運営審議会委員の両方からありま した。最近の中学生をめぐる事件についての、これが結論のようでした。
 藤中の文化祭でサークル還元講座を行った方々から、おとながちゃんと対応す れば、子どもたちは目を輝かせて挑戦し、学んでいくとの感想が話されました。
 利用上の問題については、こうした席で話しあって調整し、合意しますが、た まさか私のところに問題が持ち込まれるケースでは、サークル内での連絡不十分 で、こうしたルールを知らない場合があります。民主的な解決の方法を身につけ ていくためにも、こうした場は大切です。
 私が修繕要求として出したことの一つに、レースのカーテンが真っ黒けの上ボ ロボロというのがあります。日当たりが良過ぎて、弱ってしまっているんですね。 毎年指摘されていながら、修繕の順番が回ってこないということでした。カーテ ンがいいかブラインドがいいかということも話題になりました。ブラインドはさ わると音がでるし、ほこりもたまりやすいけれど、カーテンは遮音にもなって扱 いやすいのではという意見がでました。また、絵を描くときには、ブラインドだ と暗過ぎるということでした。
 駐車場への通路の穴ぼこは、道建(道路建設課)でしばしば修繕してくれてい ても、すぐまた穴があいてしまうということでした。舗装道路の穴がしょっちゅ うあいてしまう個所を、アスファルトで埋めるだけじゃない方法でやっと穴があ かなくなったケースがありますので、道路の基盤工事をきちんとやる方法もある のではないかと言っておきました。


   秋の交通安全最後の日。交通安全推進議員連盟として議員たちも参加しての街 頭キャンペーン。めったに知っている人が通りかかったりしないものですが、今 日は珍しく3人もの知り合いに会いました。
 超党派のこうした活動は全国でも珍しいのだそうです。その裏には、交通事故 の増加というありがたくない現実があります。シートベルト締めて、ルールをき ちんと守って注意さえしていれば、事故は起きないんですけどね。


   あしたは「男女共生フォーラム」の日。街頭キャンペーンのあと準備のためハ ーモニーにかけつけました。殆ど準備は終わっていましたが、フジTVが取材に くるらしいとの情報が待っていました。立派なテーマをかかげても、参加者が少 ないとガッカリです。もっとPRすればよかったと反省しきり。隣町の市民活動 している人たちにもお知らせしましたが、それぞれに活動予定があって、なかな かきてもらえそうにありません。


 夜は「原爆絵画展」の実行委員会。ようやく報告集ができあがり、会計報告も 出ました。来年の準備をいつ始めるかということと、12月に朝鮮問題について の講演会をすることが決まりました。また、今年は国際大学の学生さんも参加し たので、お返しに大学祭に激励に行こうという、楽しい案も出ました。
 以前私が行った折には、下羽ゼミでは、環境問題でシンポジウムを開催したり、 ごみの分別、リサイクル市まで開催していました。また枇杷木ゼミでも、国際経 済についてのシンポジウムを行うなど、硬派ぶりを発揮していました。  今年はどんなことをしているか、楽しみです。


9月28日(木)
 静子さんと輝子さんと3人で、川越市民会館の前のドンボスケ(という名前だ ったような気がする)で食事をしながら生(ナマ)チャット。680円のランチは 牛肉と野菜いためにスープ、サラダ、デザート、コーヒー付きで、とてもおいし かったです。
 川越では近々樹木希林を呼ぶんですって。
「樹木希林じゃ100万以上するよね」
「客の入るものしかやらないからね。結構前人気高くって、急きょ会場を市民会 館の大ホールに移したのよ」
「田部井淳子も高かったわよ。」
  「遅れて来たのに、次の講演があるからって45分しゃべって帰っちゃったのよ」
   そういえば、昔、学童保育でも講演会しましたっけ。会長挨拶やらなにやらで 待たせたって田部井さん怒っていましたっけ。山のクリーンキャンペーンかなに かやってていい人だと思うんですけど、なんだかエラそうなのよね。
 エラそうといえば、輝子さんの町では、ちょっと目立つことをすると「エラそ うな顔して」など言われるんだそうで、「男女共生どころじゃないのよ」って嘆 いていました。
「‘話を聞かない男、地図が読めない女’がベストセラーですってね。要するに 男と女は脳の構造が違うのよ。だからこそ、両性が協力して世の中作っていかな くっちゃ、バランスが悪くなっちゃうのよ」
 etc.etc.


9月27日(水)
 本日は生活クラブの地区館清掃日。庭の草とりを担当。大好きなすみれが生え ていて、とるにしのびなく、お目こぼしになるといいなと念じつつ残しておきま したが、やっぱり抜かれてしまいました。かわいい花をつけた草たちもあえなく 枯れ草の山に合流。
 じつは、埼玉県は全国に先駆けてビオトープ構想を打ち出しましたが、ここの ところいいかげんではないかと、生態系保護協会がものいいをつけています。街 路樹の植栽もドイツでは、草を生やして、昆虫の棲家にしています。これがビオ トープなんです。
 鶴ヶ島では「街なみ街かど花づくり事業」を昨年から始めています。草が生え ていると市民から苦情が出ますが、花ならOKというわけです。
 そこで、花の面倒を見るのが大好きな娘は、花づくり事業に登録して街路樹の 植栽に花を植えようか、なんて相談しているところです。
「草愛ずる姫」には冷たい世間の風。どうしたものでしょうかねぇ。


9月26日(火)
 渋谷にあるたばこと塩の博物館で開催中の「くらしの中の神々〜パプアニュー ギニアの民俗のかたち」展に、「ゲゲゲの鬼太郎」で有名な水木しげる氏が現れ るとの情報に、ミーハーぶりを発揮して行ってきました。
 鶴ヶ島が所蔵するパプアニューギニアの民族造形美術品200点あまりと塩沢 町立今泉博物館所蔵のもの20数点が展示されていました。
 入口ロビーでは、パプアニューギニアのセピック河中流域アンブンティからき た二人の男性が、彫刻をしていました。水木氏はなんとこの作品を未完成(彩色 してないもの)のままがいいといって、購入され、自分で持ってタクシーに乗っ て帰られました。
 場内では熱心に見て回り、「こういうものを見て面白いと感じる人少ないから ね」「よく集めたね」と、関係者を激励していました。ポリトライブというグル ープのメンバーはすかさず「鶴ヶ島に先生がきてくだされば注目されますから、 ぜひきてください」と口々に訴えていました。はるばる都下からかけつけてくる 若い武蔵美の学生さんたちは「ほうっておけなくて僕たちサポートしてるんです よ」。
事実、ポリトライブのメンバーが、梱包やら何やら随分とボランティアして、 今回の展覧会にこぎつけた面もあるようです。
 ボランティアさんの働きには感謝と敬意を払うとしても、メンバーの身の上に 変化もあるでしょうし、いつまでも彼等を頼りにしていくわけには行かないでし ょう。行政としてのしっかりした体制があって、ボランティアの働きも生きてく るものです。


9月25日(月)
 鶴ヶ島市学校給食を考える会例会。学校給食パンからの農薬検出にどう対処す るか話し合い、講演会を行うことに決定。
 市は「多少農薬を検出しているが、基準値内だから問題ない」といいます。環 境ホルモンとしての作用は微量が問題。


 埼玉学校給食を考える会の対県交渉で浦和へ。歩みの会・民主議員団当麻県議 も参加。
学校給食パンを製造している岩槻工場の消毒を問題とした前回交渉で、改善し たと回答があったはずの薬剤の名が、相変わらず入ったままのいい加減な資料が 提出されて、カッカッカッ。
 「工場をあまり責めるより、改善の方向性が示されたのだから、長い目で見て いきたい」だなんて、子どもの命と健康はどうなってるのよ。
 カッカしたおかげで、思わず高いドレスを買ってきてしまいました。


9月24日(日)
 「きれいなまちづくり運動」に参加。この間切られてしまった、街路樹の根方 に生えていたアジサイの最初の植え主とか、じゃまにされた理由とか、はみだし 情報も入手。植えたい人、じゃまな人、世の中難しいですね。ごみの出しっぱな しの悩みよりはマシですかね。


ひまわりの家建設委員会に出席。新田区画整理地内に土地を貸してくださる障 害者の方が現れて、何年か前に構想を練っていた「ひまわりの家」がにわかに現 実味を帯びてきました。障害をもってひとりぼっちで不安な方、集団生活は面倒 でいやな方、ここでもまた十人十色の意見。いろいろな人が集まれて、特技を発 揮しながら楽しく過ごせる場がほしいねという共通項にむかって、まずはスター ト。


9月23日(土)
 堆肥つくり2か月目。1か月目の作品はすでに庭の土の中。 娘はクサイクサイと大騒ぎ。そんなでもないんだけど。忙しくて3日間ほど世話 をしなかったときにウジが大発生してから、娘は近寄らなくなってしまいました。 毎日2〜3回切り返しておけば、虫は殆ど発生しません。


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