日常雑記
2001年2月


2月25日(日)
 すっかりご無沙汰してしまいました。11月16日の交通事故以来、何も書けず に日を過ごしてしまいました。娘の方はマイペースで好き勝手なことを書いて いますので、いくばくかの情報にはなったでしょうか。

<2月25日>
I私を励まそうという方から「伊藤多喜雄&TAKIO BAND」のコンサートに招待 され、坂戸文化会館に行ってきました。休憩なしで2時間も聴衆を惹きつける、 楽しくパワフルなステージに圧倒されました。民謡のことはよくわかりません が、なにやら心打たれてしまいました。バンド編成のユニークさも魅力的。尺 八と横笛、津軽三味線、和太鼓、トロンボーン、ピアノ、チェロ、ベース、ド ラムス、その他鈴など。編曲が良くて、一人ひとりの技術も確かで、なかなか 楽しめました。
 坂戸市高階小学校の子どもたちが「ソーラン節」の踊りで前座を務め、本番 でも会場で踊り始め、アンコールで再演して、会場からの合いの手も入り、圧 巻でした。ちょっぴり金八先生を思い出しながら、私も「ソーラン、ソーラン」 と唱和してきました。
 1200席を満員にした、鶴ヶ島、川越、坂戸、三市の実行委員の働きにも感動 しました。コンサートを楽しむことが日常生活になり得ていない地方都市の現 状としては、こうした方々の働きがないと、なかなか会場を埋めることはでき ません。よくやりましたね。

<2月22日>
 埼玉学校給食を考える会主催で植村振作先生の講演会が行われました。「子 どもたちを化学物質から守るために」と題しての講演でした。
 先生は現在天草にお住いで、上京のチャンスをとらえて、市民団体が講演を お願いしています。今回は、国会議員が化学物質規制の法案づくりのための学 習会にお招びしたところに便乗した形で実現しました。
 学校や公園の樹木消毒など、個人では対応できないところでも、化学物質が 子どもたちの健康を蝕んでいくので、「個人から脱して社会的に解決していか なければならない」と言われたことに共感しました。

午後は、相次ぐ米軍による事件への抗議のため、内閣府とアメリカ大使館へ 行ってきました。呼びかけは「名護ヘリポート基地に反対する会」と「NCC (日本キリスト教協議会)平和・核問題委員会」でした。個人で抗議行動して いる方もきていました。
 内閣府には、4団体の代表8人だけが入ることを許可されました。なかなか 責任を認めないので、「日本政府は責任がないと言っているとマスコミに発表 してもいいですね」と念を押したら、ようやく「第一義的責任はアメリカにあ る。日本政府に責任がないとはいえない」と言ったそうです。
 アメリカ大使館には、前日に要望書を持っていく旨伝えた段階で、ガードマ ンが受け取ると言われていました。ずいぶん不誠実だと思いませんか。大使自 身でなくても、せめて書記官とかが出てきて受け取ってほしかったですよね。
 きちんと一般の日本人も怒っているということに対峙して、本国に対してそ のことを伝えてほしかったです。
 基地は国民を守らない、軍隊は国民を守らない、米軍は日本人を守らない、 ということを最近の事件は示しているのではないでしょうか。

夜は銀座一丁目から新橋駅を通り、日比谷公園まで、平和のハンカチを掲げ デモ行進をしました。警察はハンカチの掲げ方にまで注文をつけました。


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