日常雑記
2002年5月


5月31日(金)
 ふつうのサラリーマンみたいに見えるのに、すっごいコメディ書いちゃう三 谷幸喜みたいな女性がいてね、とてもおしとやかで、あまり笑わないし、キチ ンとした格好してるの。その女性がね、駅頭で自分で作った替え歌を歌ったり、 コントやったりするんです。「上を向いて歩こう」の替え歌は《うた/坂本九条》 なんて書いてあるんです。「お魚天国」は《うた/三矢有事》。
「お魚天国」なんて知らなかった。スーパーでよくかかってますよといわれた って、めったにスーパーには行かないしね。若者に接近するべく、まずは本歌 探しから。

5月30日(木)
 「八幡の森の会」発足。今夜は第1回世話人会。郷土料理「五茶料理八幡」 の庭の緑と自然を生かして、楽しいことやろうよと集まったユニークな面々。 花まつりの頃のマーケットが好評だったので、こんどは夏休みに親子で楽しめ ることをと意見一致。絵、竹細工、木工、木と布のオモチャ、カントリードー ル、お饅頭、野点、などなど、それぞれの得意技を生かした楽しいひとときを 創り出したいねと夢ふくらませました。

5月29日(水)
 寝る前のメールチェック、午前2時。アレアレ、武力攻撃対処特別委員会傍 聴のお誘い。傍聴の申し込みしたんだけど、他の用で行けなくなっちゃったの で、代わって傍聴しませんかっていうわけ。
 国会には何度も足を運んだけど、議会傍聴したことないんですよねぇ。無精 者としては、転がり込んだチャンスに飛びつかなければ、永久に傍聴なんてし ないかもしれないって思って、すぐ「行く」って返事。
 そうとなったら、やっておかなくてはならないことをやってしまおうと、な んだかだとやってたら夜が明けてしまいました。2時間ほど寝て、家を飛び出 して、約束の9時半に無事衆院第二議員会館に到着。ちょっとした打ち合わせを して議事堂へ。ガードが固くって、入場はちょっと面倒。ペンシルケースが金 属で持ち込みダメ(娘が小学生の時使ってた可愛いのなんだけど)。カメラ、 バッグもロッカーに入れて、メモ用紙とボールペンと眼鏡とロッカーの鍵と傍 聴券とハンカチをバラで手に持ったんですよぉ。トイレに入ったら、置くとこ ないのぉ。バッグ持ち込むなっていうんだったら、棚ぐらいちゃんとしておい てもらいたいわねぇ。
 林省之介議員が「野党のせいで遅れていた審議が始まり、やっと質問できる」 などと言ったものですから、「野党のせいとはどういう意味だ」と委員会はの っけから紛糾。ほどなく正常に戻ったんですが、何故か自然災害の話しばかり。 小池百合子議員は世界情勢の不安定を強調。傑作だったのは、前原誠司議員の 「国が占拠された場合、武力攻撃事態になるのか」って質問。福田官房長官は 「想像の世界の話しですからねぇ。」と言ったところで「想定だ」とヤジ。「今 日明日起こることを想定してるわけじゃないでしょ」と官房長官。そこで質問 者は「有事法制というのは全部仮定の議論ですよ。具体的なことを質問して答 えられないなら、有事法制やめたらいい」って応酬。重野安正議員は総理大臣 が代執行するという件について「地方自治が侵される」とかなり食い下がって ましたが、片山大臣は「代執行とは書いてない。代わりに措置をとるんだ」と 判ったような判らないような答弁。また「あくまでも要請だ」と言ったことに 対して質問者が「実態は命令でしょう」と言ったのは全くその通り。
 いつものことだけれど、質問にまともに答えない答弁って、なんでしょうね。 すっごく大変な法律が決まろうとしているのに、あまりにもいい加減。こんな ことで戦争に巻き込まれるなんて真っ平ごめん。

5月28日(火)
 コピー機の気になるところをアレコレ見てもらったら、もう寿命なので、ア レコレ言われても困るって言われてしまいました。「あと1年保たせて」って 頼んだけれど、「機械に聞いて貰うしかない」って、つれない返事。「友人の ホームコピーを見てるけど、コピーするだけの機能しかないし、遅いし、話し にならない。でも、もう買い換える経済力もないので、壊れたら、家でコピー するのはあきらめなきゃね」って言ったら、「当時としては破格の機能を保っ たデジタルコピーで、世界でもキャノンしかなかったんですよ。デザイナーと か、イラストレーターに愛用していただいたんです」ですって。
 そうなんですよ。当時同人誌作ってた「娘さん」が、どうしても買いたいっ て言って買ったんですが、フリーターではローンを組めないので、私名義で購 入したんです。ところが、結局私が使う方が多くて、ローンも私が負担する羽 目に。ふつうだったら、私は高価なものには手を出さないはずなんですけどね。
 あと1年、せいぜい大事に使いましょう。 

5月27日(月)
 カニ歩きしないと部屋に入れなくなっていたのを、きょうはほんの少しどかしました。「片づけ」までいかないんですよ。ホントどかしただけ。コピーの定期点検もあるし、なんとかしなきゃって思ってるくせに、資料読んじゃった りして、お約束。
 ボランティアで忙しい生活をしているのに家がピッカピカの人知ってますけど、主婦としての最低の条件だそうです。“最低の条件”かぁ?! 「養ってやってる/もらってる」っていう関係なんでしょうねぇ。私はそういう制限つけられた人生いやだな。「家汚したままでボランティアはしないよ」っていう 自分の意志ならいいんだけど。 

5月26日(日)
 夕べ、やり残したことが次々出てきて、結局就寝3時。きょうは昨日と似た動きになってしまいました。
 電話で起こされ、立て続け数本。「有事法制いやだ!の会」のチラシ持ってきてというのもあり、富士見公民館へかけつけ。記録写真もこの際撮ろうと、学校給食のコーナーで撮影。回り中に挨拶してから急ぎ南公民館のまつり実行委員会へ。どういう巡り合わせか入門・体験コーナーの代表になってしまいました。長年活動してる役職経験者ばかりで、未経験の私としては受けざるを得なかったというところなんですが、これも神様の思し召しと受け止めてがんばっちゃうことに。
 コーナー代表者会議を終えて、富士見に戻って、学校給食のチラシを配りまくる。関心薄く、説明にやっき。隣のサークルの年輩の男性曰く「きのう、ここで若い人がいろいろ説明してたの聞いてたけど、遺伝子組み換えとかなんとか、難しい話ししてたなぁ」。ウーン、きのうの若い人って、娘のことらしい。隣の市の給食センターで働いてたって人に「センターのどこが悪い」って言われて、いろいろ説明したって言ってましたから。
 きょうもね、「自校式とセンター式のどちらがよいと思うか」って「アンケートお願いします」って言ったら、パッと「センター式」に丸つけた女性が二人もいて、これは容易ならざる事態だなぁって、闘志モリモリ。
 自然を守る会の人にも平和を願う会の人にもアンケートお願いして公民館を後にしたんですが、書いてくれたかなぁ。
 こんどは自転車飛ばして市役所へ。リサイクル都市づくり市民の会総会。10年経って、主立った役員が降りて、全とっかえみたいになってしまった市民の会。会長は部会長経験者ですから一応納得。他はもう人がいないからと、私ともう一人のベテラン女性が副会長に。忙しくなるなぁという思いと、11年目というか、第2期目というか、難しい状況にさしかかって、さらに高みを目指して共に働くことができるようになれるかなぁという不安で緊張気味。
 これも、「土の器も用いてくださる」神様の思し召しと受け止め、さらに力を合わせれば何でも出来ると楽天的な考えも手伝って、やってみるっきゃないね、の心境。
 総会の後、短く新役員打ち合わせ。引き続き10周年記念誌編集作業。6時半すぎ、ついに完成。前会長に甘えて川越西文化会館まで送ってもらう。前副会長が親切にナビ役。皆さんありがとう。
 西文化会館では「ロシアアンサンブル」公演がすでに開演。マイクはあまり使わず、やさしい音色のアンサンブルに感激。ベースバラライカとは始めての出会い。コサック踊りには狭すぎる舞台が可哀想。コミカルな演出で、会場は沸いてました。楽しいステ−ジなのに、お客さんの少ないのはもったいなかった。
 桑山さんに市役所まで送ってもらって、そこから自転車で帰宅。
 留守中に届いたファックスに涙。「放射線治療を予定回数だけ終わった。しかし診察は2週間後。2週間前から点滴(抗ガン剤)が週1のペースではじまった。これが副作用が大変。頭痛、発熱、悪寒、嘔吐感、アレルギーと続く。 まだ週4回位通院することになると思う」 

5月25日(土)
 私にとって怒濤の5月があと1週間となりました。雑記の更新もせず、夢中で駆け抜けてきました。次々とスケジュールをこなしていると、やっぱり疲れて、結構ニュース23見がてら、2時間もボーッとしてしまったりしてて(ニュース23は2時間もやってないのにね)、結局3時4時に就寝という結果になってしまうんですよ。
 きょうはね、早朝から電話攻勢で、中にはちょっとした原稿作成を伴うものもあり、大忙しでこなして、富士見公民館まつりの展示の確認と追加資料を持っていって、すぐ退去する予定だったんですが、オープニングが終わって、教育長、社会教育課長、市長が立て続け巡回にきたので、学校給食の展示の説明や、自校式・センター式についてちょっとした議論をしたりする結果になりました。議論の中から見えてきた課題もあり、やっぱり人とは会うもの、話すものですね。
 11時の約束を変更する電話して、自転車走らせました。30分で着くと思ったのに40分かかってしまって…自転車駐輪場で立ち話のせいかもしれないんですが…。11時45分からピアノレッスン開始。弟君が絶えず話しかけたりするものですから、レッスンしながらだっこしてあげたり、お姉ちゃんにいたずら書き用の紙など出してもらったりして、どうやらレッスン終了。
 一休みして始まった桑山川越市議の市政報告会では、新清掃センターをめぐるスキャンダル、高齢者施策の不備、新図書館、学校図書館などが話題に。ティータイムにカクテルピアノをサービス。さらう時間がほとんどなかったので、やさしいアレンジのもの限定。
 会の終わり頃、腕を骨折してた子が現れたので、引き続きレッスン。骨折もものかはやる気満々。まだバイエル始めたばかりなのに「巣立ち」弾きたいっていうんですよ。ちょっと苦心したんですが、飲み込みの早い子で、どうやら基本だけはこなしました。あまり熱心なので、あとで骨折に影響出ないかとヒヤヒヤ。私も2度も右手骨折してるんでね。
 レッスンが終わったと思ったら図書館司書が現れました。県立図書館廃止に伴う朗読ボランティアの処遇に配慮がなく困っていること、市レベルでどこまでカバーできるかなど、大議論になりました。盲人利用者は遠く桶川などからも来てるんだそうですから、先ず利用者への丁寧な説明と配慮がなされなくてはね。
 図書館を廃止するなどは、言論統制の始まりではないかと疑りたくなってしまうんですが、一方で文化省は学校図書の予算増やすとか、ワケがわかんないですね。この矛盾に公務員さんは気づかないんですかねぇ。ちなみに新図書館は蔵書数がハンパで話にならないって言ってました。
 帰路、リサイクル都市づくり市民の会の会長宅で資料を受け取る予定を忘れていて、家の近くまで走ってきてしまったんですが、思い切って戻って受け取り、帰宅してすぐそれを使って仕事。テレビつけたらアカペラで宮沢の「風になりたい」やってたので、ウォって見てしまいました。
 明日の「市民の会」総会後の編集会議の準備もできたので、これにて、きょうは終わり。入浴して1時半には寝床にもぐりこめそ。 


BACK