日常雑記
2002年9月


9月30日(月)
 知人の妻さんがパーキンソン病を発症と聞いて、パソコンで検索。@振戦、 A固縮、B無動という三大特徴があると出てました。ジッとしているときに片 手が震えると言う症状が始まりで、筋肉が固くなって、動きが鈍くなる、とい う病気で、特定疾患に指定されてます。
 『ドーパミンを作る黒質の神経細胞が減って、線条体にドーパミンを十分送 れなくなって、その結果、線条体がうまく働かなくなり、身体の動きが遅くな ったり下手になったりする』というのが発症のメカニズム。
 薬には副作用もあるっていうし、民間療法がいいんだけど…『濃いハブ茶を たくさん飲んで宿便を出す』ことに始まり、『おろしニンニクを布に伸ばして 額に貼って、やけどしそうになったら剥がして、また貼る』ということを繰り 返す。そして『脚の柔軟体操を毎日する』というふうに指示されてます。
 今度、プリントして届けようかな。実践してくれるといいんだけど。

9月29日(日)
 リサイクル都市づくり市民の会主催の恒例「ふれあいマーケット」、夜が明 けてからも時折パラパラきてドキドキ。開始後も一度パラついて、ハラハラ。 でもあとは順調。太陽まで顔を出して熱いくらい。太陽に照らされて頭ツルツ ルのガードマンおじさんが巡回中、あるブースの前でシュワちゃんの居合いの 師匠だって告白。「ウッソー」って言ったら、何と二人で写ったサイン入り写 真を持って戻ってきたんですって。周り中に吹聴してあげたせいか、クッショ ン買ってくれたんだそうですが、なんとRaggedy Ann & Andyの刺繍のついた赤 いクッションなんですよぉ。スーパーミスマッチ!

9月28日(土)
 大宮東中学の文化祭にてポリトライブが竹の楽器つくりをサポート。40年前 に教生でお世話になった学校。昔の記憶よりも沢山歩いて学校へ。文化祭のキ ャッチフレーズは「輝け! 感動の輪」。生徒会長自ら鶴ヶ島まで異文化体験 のプログラムの依頼にきたので、どんな中学生たちか会ってみたくて、真っ先 に手を挙げての参加。みんな素直で素敵な生徒たちでした。出来上がった楽器 の音がでると、「キャーッ、出たぁ。おっもしろーい」。
 小学生も「やりたぁい」って寄ってきて、笛つくり。ポリトライブのメンバ ーの一人はタムタムやディジュリドゥのCD持ってきて、盛り上げてくれまし た。
 教室には、パプアニューギニアについて調べ学習の成果がビッシリ模造紙に 書いて掲示してあって感心しましたし、生徒会長のお母様はパプアニューギニ ア滞在中の写真を持ってきて貼りだしてくれました。その中に雨水利用施設が 写っていたので、譲っていただきました。フフッ、得しちゃった。

 午後は、遅刻でしたけど、「ワクチントーク in 川越」に出席。ワクチン接 種の副作用で亡くなったり廃人になった子どもの親御さんや、長年この問題と 闘ってきた医師らが熱い議論を展開してました。かつて養護教員だった方で、 現在、介護老人保健施設職員は「今まで子どものことで闘ってきて、やっと一 段落したと思ったら、こんどは厚労省が高齢者を狙い始めたので、どうやら、 一生この問題と縁が切れそうにありません」と嘆いてました。

9月27日(金)
   始めて「ヘナ」で髪を染めてもらいました。ほんとにオレンジ色になるんで す。抹茶のような粉末なのに、オレンジ色にそまる不思議な植物。私はこれで もいいかなって思ったんですが、美容師さんがもうちょっと暗くしましょうと 言って、結局2度染めしました。インドではヘナの葉を煎じて髪を洗っていて、 白髪は出なくて、ツヤツヤした髪を保てるのだそうです。

9月26日(木)
   丸尾俊介元牧師が「語りかける聖書」を出版。この本を、私の顔を見るとキ リスト教のことを話題にする友人に贈ろうかな。丸尾先生の聖書解釈に大きな 影響を受けて行動してきた私のキリスト教観を、友人は、いつも特別だってい うんですもの。例えば、創世記で人をこの世の支配者にしたのはキリスト教の 傲慢ではないかというんです。私の知っているキリスト教では、人をこの世の 支配者だなんて言わないって言うと、一般的にはそう言うでしょって言われて しまうんです。
 この本にはこんな風に書かれてます─  『「耕す」という言葉の原語《アバド》は、働く、仕事をする、勤める、仕 える、を意味し、その派生語《エベド》は、奴隷・家来・役人を意味するとい われる。「耕す」のは謙虚に仕えることでもある点には注目したいと思う。』  『創世記1-28で人間がすべてのものを治めるよう命じられた言葉を思い起す。 同じ人間が2-5では耕す人といわれているのをみると、それぞれ特別な意味と内 容をもつ用語を区別して用いながら人間を考えると同時に、一方の用語だけで は人間の一面性しか表わせないようになるかもしれない危険も察知し、多様な 用語を用いて人間としてバランスのとれた在り方を先輩たちは求めようとして いたのではないかと思われる。』
 とにかく、何事についても決めつけると言うことがないんです。弱い人間を 見つめ、欲深い人間を見つめ、力を求める人間を見つめ、なお謙虚に希望を失 わずに生きる道を、聖書の言葉に依拠して語っているんです。ここで、もう一 言ご紹介。
 『「あなたは、わたし(ここでは創造者である唯一の神のこと)のほかには なにものをも神としてはならない」(出エジプト20-3)。これは、この世のどん な強者の命令にも従わぬ、いかに魅力的なものとも一線を画し、圧倒的な情報 操作にも動じない、個として成熟した人の言葉だといってもよいでしょう。信 仰とは、何でも信ずることではなく、真理以外は信じないことでもあります。 紀元前8世紀に、今日を見通していたかのような冷静さをもっていたことに驚い ています。』

9月25日(水)
   バード・オブ・パラダイス・レディース・クラブ(PNG婦人会)主催の講 演会へ。「パプア・ニューギニア、フォイ族の文化とくらし」という演題で、 講師は国立音大非常勤講師の槌谷智子先生。
 「どうぞ、お掛け遊ばせ」なんて言葉遣いの集団に久々に紛れ込んで、ちょ っとこそばゆい感じ。
 先生が始めてフォイ族を訪ねた頃の話しなんですが、かの国に研究に入った 女性文化人類学者第2号だそうです。ピジンイングリッシュを話す人が一人し かいないという村で、まだ誰も調査したことのない女性の暮らしについて研究 したという、その研究の一端を知ることがことできました。
 定着出来る村を捜す前に、いきなりマラリアで死にかけたんですが、しっぽ を巻いて逃げ帰りもせず、2年間現地にとどまって調査活動をしたという女丈 夫。脱帽。

9月24日(火)
 テレビは、あっちでもこっちでも「拉致」特集。家族の活動を紹介する年表 を説明しながら、「この時、かなりハッキリした証拠も出ていたのに、警察は とりあげなかったんですよね。マスコミも無視したんですよね。」なんて、コ メンテーターがしたり顔で解説してました。オイオイ、君たちも無視したマス コミじゃないのかい、って一人つぶやいてしまいました。
 つぶやきながら、はちまんの森秋まつりの準備書面(なんていうと裁判みたい ですけど)、つまり実行委員会開催案内とかを作成。

9月23日(月)
 午前中所用を済ませて、午後の予定の合間に百鬼丸さんの個展を見に行こう と会場のギャラリーに電話したけど、だれも出ないんです。そこで、パソコン で検索。最初地図帳の発行元情報が出てきて、ちょっとモタついたんですが、 どうやらたどりつき、3000分の1にしたら、バッチリ町名と番地まで出ました。 ウワーイ、見つけたよぉとワクワク。
 ところがね、地図を見間違えて川越駅のすぐ近くなのに川越市駅でおりてし まったんです。大汗かいてかけつけた次第。
 立体切り絵なんですが、もう、スゴイ、の一言です。繊細でダイナミックで、 美しくて。立派な作品には手が出ませんから、手のひらに乗るくらいのかわい い龍の切り絵を購入しました。ワタシの干支なんでね。
 幸運をもたらしてくれないかな。

   午後は「たかはしべん心のおくすりコンサート」。わたなべ薬局開店3周年 記念という珍しい個人商店主催。チャイルドラインでもチャリティコンサート を予定しているので、下見というわけ。
 強力メッセージを持った魅力的なコンサートでした。語りにムダがなく、歌 声と違和感のない渋い語りも魅力的。最近うるさい語りにウンザリしていたの で、きょうは一気にストレス解消。
 夕方からチャイルドラインでボランティア。若い熱心なママさん達には、い つも圧倒されます。

9月21日(土)
 ちょっと問題抱えてる子を交えたピアノのレッスン。普通の子(と思ってい た子)も問題ありあり。とっても疲れた顔をしてるので、どうしたのか聞いた ら、毎日塾通いで疲れてるんですって。自分で行くって決めたんですよね。し かも、止めたいと思ってる科目があるけれど、人数の少ないクラスなので、自 分がやめちゃうと、先生が困るんじゃないかって、とんでもないやさしさまで 抱えこんで疲れちゃってるのね。
 チャイルドラインの方針に倣って説教・指示・命令はしないように気をつけ ながら、ピアノは他の学業と脳の使いどころが違うので、楽しみながらやって いきましょうね、というのが精一杯。
 こんな対応もしていると、決めた時間にレッスン終わらないんですよね。一 人欠席だったのに、時間はみ出してしまって、午後の予定はタッチアウト。
   久々にチャイルドラインの学習会に出席。今期始めて。これ以上休んでると 参加資格失うので、必死に駆けつけ。遅刻ダメって日頃言われてるんですけど、 とにかく欠席よりはましと、そおーっと会場に滑り込み。
 「いくつかのテーマが出されて、3人一組でロールプレイ」というのが今日 のレッスン。電話をかける子どもの役、電話の受け手の役、オブザーバーの役 を、交代でやります。例えば「生理がとまっちゃたんですけど」という子ども に対しては、どこまで幅広い可能性を思い浮かべながら対応できるか、が勝負。 自分のキャパシティが少ないと「妊娠」というところへすぐ行っちゃって、子 どもをガッカリさせることになってしまうんですね。
 「自分の足りなさに気付くことがとっても大切ですね」という全体会の結び に素直に納得してしまうのでした。

 夜は予定がダブってるので、ちょっと悩みましたが原爆絵画展反省会に出席。 今年は絵画展10年記念で、絵画や体験談を公募。来場者も例年より100人も多く て大盛況でした。応募してきたグラフィックデザイナーが、番外編で見せてく れたお地蔵さんのカードが気に入って、友人に紹介して、数百枚購入して貰っ たんですが、実行委員会に一言断るべきだったって批判されてしまいました。
 実行委員会では、このカードについては扱わないっていうものだから、とく に断る必要を感じなかったんですよね。でも、断るべきって言われたんです。 自分たちのやった仕事への誇りっていうか、それで、そういう発言になったん でしょうけどね、鈍い私はビックリ。
 でも、まぁ、そういうものなのね。いい年をして、また学習。
 実はね、ショックだったのはそのことよりも、実行委員会に欠席していて、 「ポッと来て」好き勝手なことをしたと言われたこと。故意に欠席してたわけ じゃなくて、知らせがなかったり、当日の案内だったりして出席できなかった だけなのにね。3年ほど前に実行委員の名簿作ろうよって意見出てたのに、そ の後もそのまんまで、結構ファジーな実行委員会なんですよ。そこがまた気に 入ってたんですけどね。だからカンパも毎年少しだけど集めてるし、会場設置 やパネル展示等の作業にも時間の許す限り参加してきたんですよ。
 少し淋しい感じ。ま、いっか。元気だそ。

9月19日(木)
 朝鮮(朝鮮人民民主主義共和国)に「拉致」された方の家族が怒ってます。 当然ですよね。テレビはそのことを大々的に報じてます。その点についても別 に異存があるわけではないんです。ただ、ひたすら怒るだけの家族、何かヘン です。大戦中の朝鮮・韓国の人々は、もっともっと大勢が同じ苦しみを味わっ たはずだし、同じどこじゃない、もっともっとむごい目に遭った人が多いはず だし、その人たちの中には、今日本で「在日」という立場で、いまだに差別さ れ続けて生きてる人がいるんです。
 家で話しても、多くの人はそんなことを知らないんじゃないかというんです。 そんなはずはないでしょ。裁判で認められた例も出てくるようになってるし、 あんなに大騒ぎした歴史教科書問題も、その辺が発端だと言ってもいいくらい なんですから。知らないとするなら、それはあまりにも不見識。
 友人とも話しました。それとこれは違うって言うんです。それを言ったらお しまいだとも言うんです。発言を規制されてるかもしれないとも言いました。
 発言の規制はあり得るかもしれないけれど、「それとこれとは違う」という 考えには、どうしても同調できません。
 韓国の人々が(朝鮮ではなくて)、何故こちらには謝罪もないのかと怒って るって報道はありました。それを言うなら、行方不明の在日の方のことも、表 沙汰になってません。
 せめて真実を知る努力はしたいし、ひそやかに会話の通じる人と友人でいた い。

9月18日(金)
今年の夏は滅法忙しくて、スーパー暑くて、まいった、まいった。ここへ来 て、急に涼しくなって、これまた、まいった、まいった。

 「顕正会」なる教団
 一番まいったのは、「顕正会」。〈けんしょうかい〉って発音するのね。
 「お久しぶり。会って話しましょ。」っていう電話で、いそいそ出かけたら 「お友だちも呼んであるんだけど、いいかしら。」っていうので、「どうぞど うぞ」って、お会いしたら、最初は子どもの話だったんですが、いつの間にや ら、始めて聞く漢字熟語がポンポンと飛び出して、何を言っているやらチンプ ンカンプン。
 どうやら、自分の信じている宗教について語っているらしいことはわかりま したが、地震がきて日本は滅びる、中国が攻めてきて日本は滅びると、まぁ、 言ってみれば終末論をかざして、帰依しないと日本は滅びる、あなたのような 人が日本を滅ぼす、と脅かすんですよ。人を不安に陥れて自分の宗教に帰依さ せようなんて、随分姑息だし、カルト的ですよね。
 今の政治家はダメだけど、自分たちは政治に乗り出したりしない、政治家を 帰依させれば、日本は救われる、とまぁ、なんとも言えず身勝手な国家主義な んですねぇ。
 「宗教もいろいろあって、私はクリスチャンだ」と言っても意に介さないで 話し続けます。それで、「信教の自由は憲法に保障されているし、人生が一つ の山だとしたら、いろんな道があって、険しい道もあれば、なだらかな道もあ るでしょ、それぞれが選んだ道を登っているんだから、いいじゃありませんか」 というと、「山の話しなんかしておりません」っていうんですよ。この方の辞 書には「比喩」って言葉がないらしい。
 おまけに「キリスト教は悪」で「論外だ」っていうんです。それで、「愛の 宗教だ」って言い返して、聖書に書かれている「良きサマリヤ人」のたとえ話 をしたんです。強盗に会って難儀をしているユダヤ人を通りかかった人々は避 けて通り過ぎたのに、異邦人としてのけ者にしていたサマリヤ人が助けた、“こ ういう人こそ隣人だ”という、イエスのなさったたとえ話です。
 ところが、「強盗に会った人は因果応報で、前世の報いだ」っていうんです。 またまた比喩が通じない。これはもう、帰った方がいいと、何とか話しを終わ りにしようと、議論に乗らないようにして、ようやく立ち上がって帰ろうとす ると、「またお会いしましょう」といわれてしまいました。普通は、ニコニコ と同じ言葉を返すんですが、珍しくキッパリと「いいえ、もう2度とお目にか かりたくありません」と言ってファミレスを出ました。
 およそ2時間。時間を浪費させるのは、彼らの趣味なんですかねぇ。浪費さ せられた身としては、かなり腹立たしいんですよぉ。何教だって、私は否定し ませんよ。ご一緒に子どもの喜ぶことしましょうよ、とか、有事法制心配ね、 勉強会しましょうよ、とかいう建設的な話しなら、何時間かけたって惜しいと は思わないんですけどねぇ。一方的な自己主張ばかり、ならまだいいんですが、 2時間も脅かされ続けたんではねぇ。
 それでね、家に帰って調べたら、見せられたパンフの表紙に書いてあった「冨 士大石寺顕正会」っていう教団は存在してなくて、「宗教法人顕正会」という のがあるということはわかりました。ま、いろいろ問題のある教団のようなの で、これっきりにして貰いたいなぁ、って思ってます。

はちまんの森夏まつり8/24
 参加しなぁいってお誘いを受けて、結局自分が仕切るハメになって、一夏忙 しい思いをしましたが、楽しかったのよぉ。
 おまつり当日のみ有効の「はちまん通貨」作りでちょっと遊んでしまったん ですが、プリントごっこも久しぶりにカツヤク。
 この森、というか、森の主のママさんをめぐる不思議な、様々な人間が、持 てる多様な能力を出し合って、「やってしまったぁ」としか言いようのない、 不思議なおまつりをやってしまったわけです。
 目的は、「この森を愛する人が行き交う、賑わいのある地域を創り出しまし ょう」ということだったんですが、今、森の一角にあるレストラン栗の樹への 客が増えたように見えるのは、一応、目的達成ということでしょうか。
 こういうことをすると、どういう反応があるか、終わってからも面白い体験 をしています。
 「よかったわぁ」とか「楽しかったわぁ」とか、「またやってねぇ」とかい う声はママさんに直に届きます。「なんであいつが五味ヶ谷なんかにきて活動 してるんだ」っていう不審の声は人づてに、迂回して伝わってきます。
 とりあえず、目的は達成できたようですし、私はお誘いを受けたから引き受 けただけで、自己目的があったわけではないし、ま、言いたいヤツはなんとで も言え。11月に、こんどは冬まつりをやるんだぁ。

平和キャラバン8/30〜9/1
 NCC平和・核問題委員会が企画した「歴史を観る!聴く!出会う! 平和 キャラバン〜平和のみちすじを拓くために Part2〜」に参加。
 今回の宿は日本基督教団横浜二ツ橋教会。礼拝堂でゴロ寝なんて始めて。
 在日韓国人の方々の活動と歴史に触れる、内容の濃い旅でした。内容の概略 については「いろいろな活動」を参照してね。

リサイクル都市づくり市民の会
 春の総会で任期2年間の副会長を引き受けてしまって、結構忙しがってます。 役員会は隔月なんですけれど、三役会、部会、プロジェクト会議と、結構会議 が多いんです。夏は環境・リサイクル施設見学会もありましたし、役員会会議 録の作成と会報の発行も二人の副会長が交代で担当ということで、最初の号は 結構時間をとることになったんでよねぇ。10か月振りの発行ということで、何 回も修正して大変だったんですが、基本的には会長の的確な指示のお陰で、新 役員の意気込みは伝わったかなって思ってます。会員の反応もだいたい良かっ たようで、まずまず。現在2号目の印刷を終わったところ。
 環境問題はますます大変な状況になってきているのに、市民の会は10年たっ て、もう役割は終わったとか、今の役員の顔ぶれではろくなことできないんじ ゃないかなんて、失礼なことを言う方もいるんですよぉ。市の補助金も年々減 ってきてるし、財政的な独立も視野に入れて活動していかなきゃならないし、 会員の力をウーンと出してもらわなくてはね。キンチョウ。

ポリトライブ
 「あんなもの認めない」っていう人もいて、継子扱いのつらい立場のオセア ニア造形美術品ですが、魅せられてサポートを買って出た人たちの集まりがポ リトライブ。間もなく川崎の岡本太郎美術館での展示も始まりますし、札幌大 学の学長室展示も予定されてます。大宮の中学生が文化祭でワークショップや りたいといって相談にきてるのに、予言者はふるさとでは受け入れられないの 図、といったところでしょうか。
 平和キャラバンでも、“異文化理解”がキーワードでした。保管場所になっ てる小学校が発信元になって、異文化との出会いを楽しみ、学習に生かすとい う生きいき授業も展開されてるのに、いまだに理解しない人がいるのは、ほん と、悔しい。会報も出たことですし、ガンバロ。

学校給食を考える会
 西部地域の消費者団体交流会で「鶴ヶ島は若返ってるよぉ」という報告がで きました。幼児もきてにぎやかな例会。時折食べもの持ち寄りの懇親会。
 なんといっても、ちかごろ、益々怪しい食品事情。自分の身は自分で守らな くっちゃね。パンから検出された微量の農薬についても、県レベルの会で岩槻 の学校給食パン工場を見学に行って、さらに追求。参加者20数人という、異例 の多さに工場もビックリ。見学制限されてしまったんですぅ。
 とにかく工場の規模が大きすぎるんです。殺虫プレート吊すなという私たち の主張に対して、人が入って掃除すると、却って髪が落ちたりして問題だって いうんですね。“人が入って”というくらい大きな醗酵室になんの疑問も抱い てないんですよぉ。
 子どもの命がかかってるっていう意識がないんじゃないかっていうのが、私 たちの感想。

 とにかく暑かったですねぇ。省エネなんかそっちのけで、毎晩エアコンのお 世話になってました。実行委員会のレジュメつくり、チラシのレイアウト、会 報の編集、等々で夜遅くなるので、ちょっと昼寝もしたくなるし、墓参りも「ま つり」が終わってやっと実現。兄の見舞には行けず、挨拶に行かなくちゃなら ないところへも失礼しっぱなしだし、これからが大変そう。


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