日常雑記
2002年12月

12月31日(火)
 留守中に、Y先生から2日前に退院したとのお知らせ。まぁ、よかった。こち らも病人抱えてて、家を空けてるような状態なものだから、その後お見舞いに 行けず気にしてました。
 こちらの病人は、只今鍼灸治療を始めたところ。それがね、まっこと不思議 な話しなんですよ。余命3か月と診断された方が、鍼灸治療でガンが治ってしま ったっていうんです。ご本人は看護婦。夫は僻地医療を志して四国の山の中に いる東大医学部出身の医者。その方の妹さんから、鍼灸の先生をご紹介いただ いたわけなんですよ。それ以来、山の中の医者は、東洋医学の研究をしてるそ うです。拍手。
 我が家のホームドクターだった牧師夫人も漢方の研究をしてました。お薬は ほとんど漢方薬。鶴ヶ島に越して来るとき、漢方を扱う医院があるって聞いて たんですけど、調べたら、残念ながら廃院になってました。ですから、ずーっ と新宿でお世話になってました。その方も、今は高齢で身体も弱り、診療活動 やめてます。特に小児科医を志す医者が減ってるっていいますから、貴重な方 だったなぁって思います。今は漢方の心得のある友人の世話になってます。

12月30日(月)
 ゆりなちゃんがやってきて、孫の兄弟関係にちょっとした異変が。弟にいじ わるを仕掛けるとき、同調者を得てエスカレートするんです。ママは二人を注 意してるのに「オレばっかり」って、拗ねるんです。
 たあちゃんがジャガイモを食べ残したので「あら、食べなかったのね」って 言ったら「バツ」って言葉がとびだしました。ひいくんは学校でしばしばバツ ゲームやらされてるみたいだし、集団生活の中では、ルール違反はバツの対象 になってるかもしれないし、こんな言葉が飛び出しても不思議じゃないかも。 でもね、ちょっと訂正しておかなくては。
 「バツを与えようと思って残したこと言ったんじゃないのよ。残した分栄養 が足りなくなったかなとか、ごはんが足りなかったんじゃないかなとか、次は 早くお腹すくかもしれないから、早めに支度はじめなくちゃとか、いろいろ思 って言ったのよ」って言ってみたんですが、通じたかしらね。

12月29日(日)
 知り合いから朝日新聞の記事がファックスで届きました。あ、川崎の岡本太 郎美術館「美の呪力、ニューギニアの姿、かたち展」だ、って、急ぎ走り読み。  マスコミに無視されてるねぇって嘆きの中、27日夕刊「ナビゲーター」に載っ たよぉって、ポリトライブのMLで喜びの声が飛び交ってはいました。
 岡本太郎の大阪万博「人類の歩み」、水木しげるのラバウル「敗走記」、大 石芳野の写真「ニューギニア人」などが同時に展示されていることも紹介し、 『領域の異なる表現がぶつかり合うなかで、生活に密着したアニミズムの造形 物が持つ根源的な生命感を探り、近代の「芸術」観を考え直す場となっている。』 って、紹介。ウンウン、ソウダソウダ、って納得。
 夜、日曜美術館でも紹介されてました。やっぱりMLで情報が流れて、リモ コン持って待ち構え。紹介3分間!

12月28日(土)
 年末年始の6日間を共に過ごすため、同仁学院からゆりなちゃんがやって来 ました。孫たちと早速井型ブロック遊び。部屋の中にテーブルが置かれていて、 人が7人。きょうの我が家の人員です。あぁ、今日から過ごす私たちを認めよ うとしてるんだなって、愛おしくなりました。

12月27日(金)
 胃に鈍痛。背中も重いので、午後はゴロゴロ。高柳家の娘さんも吐いて下し て、ほうほうの体で会社から帰宅。誰が先に風邪ひいたかで、ひともめ。
 他の家族はとっくに体験済み。

12月26日(木)
 埼玉県学校給食を考える会で、学校給食会訪問。パン工場の消毒についてさ らなる改善を求めて交渉。県産農産物を用いての加工食品開発は成功しつつあ り、全国から視察が続いているとのことで、「皆さんとの、こうした会もよい 勉強の機会となっている」など、かつて「来るな」と言われたことがウソのよ うな発言に、呆気にとられながらもホクホク。

12月25日(水)
 親しい方の見舞で日大病院へ。複数科にまたがる病状で、一体、患者の命を どこが責任持って守ってくれるのか、全然見えない。「私どもの役割は終わり ました」ですって。最初の手術をしたところへ面会を申し込んだら「いきなり 言われても」っていうんです。何日も前から看護ステーションへ連絡とってい るのに。それで、いつ会えるか聞いたら、次の診療日は土曜日ですって。その 間何かあったら、どこが責任もって治療してくれるんでしょうねぇ。

12月24日(火)
 今年最後のピアノのレッスン。ボランティア仲間が加わってミニパーティ。 折角だからイルミネーションで飾り付けをしている家を訪問しようとお出かけ。
 1メートル以上もありそうなロウソク、雪だるま、ステッキが2階の窓辺でキ ラキラ。庭には首を振るトナカイ、羽を広げたりすぼめたりするエンジェル、 サンタさん。特別仕立ての4メートルもありそうな竹に設置されたイルミネーシ ョン…。
 電気の無駄使いっていう声も聞こえてきそうだけど、不況のさなか、イルミ ネーションで心ウキウキするなら、安いもの。

12月23日(月)
 今年最後のチャイルドラインのボランティア。友人たちから預かった賛同費  を納めて、障子の破れも繕って、心の奥深くに色々な思いを納めておいとま。

12月22日(日)
クリスマス礼拝なので、久しぶりに下落合教会へ。特別礼拝は、礼拝堂では 狭いので、幼稚舎のホールで行われます。ポインセチアの鉢の間に大きな松か さが置かれていて、講壇の横には緑色の角柱に紅い紐で吊り下げられたアドヴ ェント・クランツ。質素なクリスマス飾り。
 器楽のほうは年々賑やかになってます。大型と小型のリードオルガン、ピア ノ、グロッケンシュピール、アルトリコーダー、テナーリコーダー、ヴァイオ リン、フルート2本、バスーン。
 讃美歌は全部新しくなってしまって、ちょっと馴染みにくい感じ。日頃歌わ ないんだもの、無理もないわね。少し歌わなくては。世間ではいつもの讃美歌 が流れてます。
 午後は持ち寄りのごちそうで祝会。元の牧師先生も山梨から出てきて歓談し、 クリスマスの讃美歌をたくさん歌ってお開き。
 疲れてて礼拝に参加できなかった友人のポストに、山谷で使うようにとタオ ルとカレンダーを届け、もう一人、教会の前に住んでいる方に1月のキ政連研 修会場のパンフをポスティングして帰路に。

12月21日(土)
 チャイルドラインの公開講座「いじめということ」。お話は芹沢俊介さん。
 『いじめの背景にあるもの、それは、学校知とか教育制度から置き去りにさ れることへの恐怖。熊谷でのホームレス殺人は、実際に教育や社会から置き去 りにされた人々への異様な怯え。学校では明るく普通の、出来る子。この二面 性が我々の社会の子どもたちの中に育っている。
 いじめとは居場所を奪う暴力。すでに居場所をなくしている人を襲うという のは、事態がより深刻化していることの表れ。』
 こんな出だしで、いじめ発生のメカニズムが、“集団的身体”“分断線”“権 力線”といった、先生特有の用語を使って語られました。いじめられた側は自 分が悪いのではないかと思ってしまい、見ている者としては何とも切ない状況 だと言われました。
 たしかに、「自分が悪い」と思うことで丸く収まるように錯覚してしまうっ てこと、あるんですよね。ほんとは「怒り」でなければいけないんですよ。「怒 り」は現状解決のエネルギーになりますからねぇ。
 出席者の中に熊谷の方がいて、現地でのおかしな対応について話しがあった んです。ほんとビックリです。
 学校でアンケートをとったんですって。その内容たるや、ホームレスを見た ことがあるか、モノをあげたことがあるか、モノを要求されたことがあるか、 なんて、ホームレスと子どもたちを分断するような内容。そのあと、「心のノ ート」を配って、事件についての思いや、不満があるかないかなどを書かせて るんですって。それでね、こんどは保護者宛に学級崩壊、シンナー、麻薬に対 して、速やかに学校の指導に従うようにって通知が出て、誓約書に署名捺印ま でさせたんだそうですよ。さらに、スクールサポーターが直接指導するってい うことになったんですが、そのスクールサポーターっていうのが、なんと警察 官!

12月20日(金)
美容院で大変身。ヘアスタイルブックをためつすがめつ眺めてみたけれど、 なかなか決まらない。私の好きなヘアスタイルは忌野清四郎。ああいうのパンク風っていうらしいのね。これは娘たちから禁止されてるスタイル。歳を考え なさいっていうことらしい。
 ああでもないこうでもないってしゃべっていたら、出来上がりました! お気に入りのヘアスタイル。「30歳に見えますね」って先生に言われて、ルンルン気分で帰ってきたら「見えない、見えない」って、ママに鼻先で笑われて、たあちゃんには「ヘンなあたま」って言われてしまいました。
 ま、30歳はオーバーにしても、すごく若返ったことはことは確か。ただね、ヘアスタイルって、ときつけでエライ変わるんですよ。やっぱ、プロはプロ。 あしたになっても、同じスタイルを保てるのかなぁ。ちょっと心配。

12月19日(木)
一人暮らしの高齢者を支える銀嶺会の15周年記念のクリスマス会でピアノボ ラ。自転車でキーボードは運べないって言ったら、なんと何年間も使ってない けどって、会のキーボードが出てきました。それで、運ばずに済んだんですが、 ウチのと違うメーカーで、ちょっと戸惑いましたけど、何とかこなしました。
 一人暮らしのお年寄りといってもいろいろね。地域で活躍する踊りの指導者 は踊りを披露しましたし、手作業で作った作品を並べてる方もいました。
 一番驚いたのは、高齢者の参加者数を上回るボランティアの数。それとボラ さんも結構な年齢であること。3日も前から準備したというご馳走がズラリ並 んで、まぁ、びっくりすることばかり。
12月18日(水)
 年に2回ほど、おいしいもの食べようよ、って集まる昔の仕事仲間、今回は 連絡不足で一人欠けて会食。お店も新たに見つけて、おいしい一時。
 お開き間際になって、転居した話しから霊の話しになったら、俄然目が輝き 始めて「なんで帰り際にこんな話しになんのよ。こういう面白い話しはもっと 早く出さなきゃ」なんて言って、「私の後ろには母がついてる」とか、「写真 見たら怪しげな人が写ってたので、善光寺さんに行ってお払いしてもらってき た」とか、テレビ顔負けの話題がとび出しました。
 霊の存在、結構信じてるんですねぇ。近所にも、子どもが熱出すと何か見え ちゃうって言ってる人もいるんです。ウチの孫もね、葬儀の為に田舎に帰った ら、納屋で「おじちゃんがいるよ」って指さしたところが、いつも亡くなった 方が仕事をしてたところだったっていう話しがあるしね。
 それでね、河合隼雄の「宗教と科学の接点」を久しぶりに引っぱり出してみ たんですよ。そこには、こんなことが書いてありました。
 『たましいはもちろん実体概念ではない。それは時間、空間によって定位で きない。しかし人間はたましいの作用、あるいは、はたらきは体験する。─中 略─ たましいとユングが呼んだものと、どのように接触してゆくかというこ とを、人間はいろいろと考えだし、それを宗教という形で伝えてきた。』
 宗教としてではなく、心理学として追求する人、文化人類学として追求する 人、いろんな角度から人々はたましいのことを考えてるんですねぇ。

12月17日(火)
 先日の雨の日、生ごみ堆肥化バケツに蓋をしないままでかけてしまったので、 グショグショに。急いで土に埋めることにしました。いつも花壇に埋めるんです が、たまには花壇の外を掘ってみることに。硬いこと、硬いこと。腰を痛めない ように、ボチボチ数日かけて掘りました。しっかり埋めなくてはって、深ーい穴 をほりました。45リットルのバケツの中身がストーンと入ったとき、なんだかス ーッとした気分。
 ところが「あんなとこに掘っちゃだめ」ってママから注意。子どもたちの秘密 基地への通路だったんです。友だちが遊びに来ると、まずログハウスの裏にまわ って、なにやらやってから、玄関のベルを押してるんです。子どもたちはとにか く隠れるところが好き。はちまんの森秋まつりでも、子どもたちは積んであった 竹の上でトランポリンをしたり、潜り込んで遊んだらしいんです。彼らは「ヒミ ツ基地」って呼んでました。

12月16日(月)
 ついに登場「大きな古時計」。じつはかわいい紙時計。ママがANN & ANDY フ ェスティバルで手に入れたかわいい時計。電池で動いてるんですけど、飾りの 振り子がついてるんです。それで、ひいくんの作った時計にも振り子がついて ます。なぜかテーブルの横に貼りつけてあります。椅子の背もたれにはそりに 乗ったサンタさん。
 11月始め頃、お寺からはじまったんです。ドアをあけるとおしゃかさま。こ れはママが教えたらしいんですけどね。ツリー、サンタさん、そり、って、だ んだん増えていってね、これ、ぜーんぶ壁に貼ってたんですけど、きょうはテ ーブルセットへと拡大。
 そういえば、ママたちも子ども時代、いろんなもの書いては家中にベタベタ 貼ってましたっけ。印象深く覚えてるのは「矢印」。いろいろな矢印がいたる ところに貼ってありました。外国の風刺漫画で、矢印見た時、おかしくなりま した。世の混乱を表すや矢印はからみあってこんがらかってました。

12月15日(日)
 久しぶりにY先生のお見舞い。♪もういくつ寝るとお葬式 お葬式には酒飲 んで ハダカになって踊りましょ〜って、極めてハイ。看護婦さんに「どこか 痛みますか」って聞かれると「あなたの顔を見てると胸が痛む」って言ったり 「いかがですか」って聞かれると「あなたがボクの手をとったら脈が速くなっ た」など言って、看護婦さんをキャッキャ言わせてるらしい。ご本人は看護婦 さんに大サービスしてるなんて言ってますけど、自然に口をついて出てきちゃ うみたい。
 ベッドサイドは本がうずたかくなって、さらに書斎っぽくなってました。せ っせと原稿も書いてるらしいし、よかった、よかった。

12月14日(土)
 「人権問題を考える市民のつどい」で加藤洋子さんの「ドメスティックバイ オレンスを乗り越えて」っていうお話を聞きました。マサチューセッツ州で活 躍しているファッションデザイナー。ブライダル関係の会社を経営してるらし くって、そこの利益をDV防止につぎ込んでいて、全マサチューセッツ州犯罪 被害者援助対策理事も務めている方。ご自身もDV被害者で娘と孫はDVで亡 くなるという不幸に遭い、これは神から与えられた仕事だと感じて取り組んで きたとのこと。
 DVの本質はパワーとコントロール。年齢に関係なく、学歴に関係なく、職 業に関係なく、男女に関係なく、ゲイ同士、レズビアン同士にも起こる。赤ち ゃんもセックスアビューズに遭うし、障害者も高齢者もちゃんと介護されずに ネグレクトされる。いじめっ子はほとんど虐待を受けている。DVはすべての 人間の問題。
 DVを断ち切るには、まず子どもを守らなければならない。なぜなら刑務所 に入っている男の85%が子ども時代に虐待されているから。少年院の子どもた ちも95%が児童虐待の被害者。
 DVは戦争にもつながっていく。受けた暴力は言葉で返さなくてはならない。 ブッシュは暴力で返す道をとっている。戦争で返せば兵士が戦場で命を落とし、 残された家族に大きなダメージを与える。子どもはそれだけで虐待を受けたこ とになる。
 DVに理由はない。怒りを暴力で表現しない方法を学習しなければならない。 怒りを感じたら、先ず現場を離れることも有効。散歩、読書、好きな音楽を聞 く、といった方へスイッチすること。
 <DVフリーゾーン>宣言の市ができた。ここでは、すべての住民にDVに ついての学習が義務づけられる。判事、先生、議員、市民、すべての人が2年 間学習する。DV被害者は退社時刻が近づくと恐怖で仕事が手につかなくなり、 会社の利益を10%も減らすということがわかってきた。会社の中でも学習が義 務づけられている。
 大学生に、もっと人間問題について勉強してほしい。社会全体が変わらねば ならない。
 以上のようなお話しで、他に法律の紹介もあったんですけど、罰則つきの厳 しい法律。日本はまだまだね。
12月13日(金)
 「忘年会が続くから新年会にしようか」っていう声に「楽しいことは何回や ってもいい」っていう声が勝って、体操クラブは懇親会。
 楽しいこと大好き人間の手で、打ち合わせになかった飾り付けもできちゃっ て、テーブルにはクリスマス柄のナプキンも置かれて、すっかりクリスマス気 分。軽く体操をしてから、当番さんの用意したごちそうとクリスマスの歌、手 話ソングとして「四季の歌」「赤鼻のトナカイ」。
 ご馳走にほとんど手のつかない92歳。あぁ、気がつかなかったなぁ。総入れ 歯の調子が良くないらしい。こんどは食べられる物用意するからね。

懇親会のあと、大急ぎで銀座へ。ヨシダ先生のところで知り合った画家、鯨 岡恵里子さんの個展オープニング。電車の中ではがきを眺めていたら、牧師の コメントが載っているんです。まぁ、彼女クリスチャンなのかしら、って思い つつ、会場について、まっさきにそのことを聞いてしまいました。全作品聖書 の言葉と彼女の信仰を表現したものでした。十字架のイエスは銅版画の原版展 示。「刷る気にならなかったのよね」とご本人の弁。これと、聖画によくある 構図のものについては、降誕・十字架の直接的表現で、他の作品とちょっと雰 囲気がちがうんです。会場を出てから、だんだん気になってきたので、今度会 ったら「その心は?」って聞いてみようかな。

 画廊を出て教文館に寄って、孫たちへのプレゼントの絵本を買って渋谷教会 へ。「第4回キャロリング・フォ・ピース」。昨年までは銀座教会でした。個 展でちょっとゆっくりしたので、礼拝が終わって、デモに向かうところでした。
 ペンライト持って「すべての人の平和を願い、すべての人の平和を祈る」と 歌いながら道玄坂から渋谷公会堂へ。人出は銀座より多いみたい。小田実さん 提唱の「間違っている、と思う」集会参加の人たちと合流して、宮益坂公園下 までデモ行進。政党、労組、市民団体等のシュプレヒコール、日本山妙法寺の 団扇太鼓、幟旗ひらめく間にはさまって、キリスト者平和ネットは平和の歌を 歌い続け、戦地の悲惨な状況や飢えに苦しむ子どもたちの写真を掲げて行進。
 私の所属教会の前に住んでいるカトリックの信者さんとも会えました。首に サポーターつけて、杖ついての参加。いつものことながら敬服。刑務所に慰問 に行ってる話しを聞いたり、石破大臣クリスチャンなんですってねぇ、などと 慨嘆しながら、歌いながら、いつの間にか終点。

12月12日(木)
 学校給食を考える会は今年最後なので一品持ち寄り懇親会。新人さんは「う わーっ、健康食! いつもこんなの作ってるのぉ!」って、びっくり。風邪で 休んだ娘にこの話をしたら「やってない、やってない。朝はふりかけ、インス タントラーメン大好き」ですって。
 でもね、自家製食パンで作ったサンドイッチ持っていったんですよ。他に熟 柿入り天然酵母パンも出てきたし、フランスパンみたいのまで出てきて、パン 人気。きびグラタン、モツ煮、おやき、山菜ごはん、春菊の胡麻きなこ和え、 さつまいもとパインと干ぶどうの砂糖煮、花豆、白玉あんかけ、パウンドケー キ、とデザートまで揃いました。打ち合わせなんてしてないのに、いつも多彩 なごちそうが出てくるのが、まことに不思議。
 午後は有志で学校給食センター訪問。1月の「学校給食を作って食べる会」 のためにレシピについて意見交換したり、食材の入手方法などについて、確認。

12月11日(水)
 格安のバスツアー見つけてきたから行こうよ、って誘われて、甲府から相模 湖畔をまわってきました。金4,980円也で、みやげに新巻しゃけとカニ一杯つく という信じられないお値段。相模湖畔では30メートルもある日本一のクリスマ スツリーを見学。田んぼの真ん中にドーンと立ってました。用水路の上にまで イルミネーション輝やく高台に、お店や屋台がズラリ並んでましたが、食べ物 は高いなって印象。
 「鶴ヶ島だって、なんにもないって言ってないで、客寄せにこんなことでも すればいいのにね」って、同行の年配の女性はブツブツ。そうね、市民の森フ ェスティバルなんかやって、キラキラさせたらどうかしらね。自然派から苦情 が殺到するかもしれないわね。木を飾り付けなくても、造形物を飾るっていう のなら、どうかしら。木々の間にサンタさんやトナカイさんがのぞいてたら面 白いかも。

12月10日(火)
 チャイルドラインの講座で「子どもの権利条約」を体感するためのロールプ レイ。子ども時代に戻って、こんな風に呼んでもらいたいなっていう名前をつ けたり、大人への注文をつけてみたり。
 私の場合、塾なんてない時代で、勉強、勉強ってガミガミ言われた覚えはな いし、自由に遊んで育ったし、寝たきりの父はよく宿題の面倒みてくれたし、 掃除や家事全般を母とこなしながら、色々生活術を教わったし、先生はすれ違 いざま「本読んでるかい」って声かけてくれたし、社会から、おとなからスト レスになるような仕打ちを受けたこともないし、って言ったら、珍しいって言 われてしまいました。
 ま、「名もなく貧しく美しく」って生活でしたからねぇ。ホント、感謝です よ

12月9日(月)
 雪! 12月初旬の雪なんて、ほんと珍しい。電車は遅れるし、親しい方の入 院に立ち会っていて、県の学校給食を考える会へ届ける予定の大事な書類は届 けられなくなるし、はちまんの森秋まつりの反省会には、なかなか人が集まら なくて、やっと集まった4人で反省会。
 雪が降っただけで会が中止になるような錯覚を持ってしまった人もいるんで すよ。雪国で育った私は雪ごときでオタオタしないんですがねぇ。
 ともあれ、秋まつりは好評でまずまず。子どもたちも「秘密基地」なんて言 って、積んであった竹の山で随分遊べたようだし、幼児のための遊び場でも、 木や布のオモチャで遊べた上、紙芝居のボランティアも入ってくれたし、チン ドン乙女家も産業まつりに続いて2度目のお披露目となり人々を楽しませてく れたし、栗の樹にも材木屋にも沢山お客が入ったし、竹の楽器つくりも、親子 で楽しんで演奏までできたし、万々歳。
 次はお餅つきになりそ。

12月8日(日)
 川越駅頭で「有事法制反対、イラクを攻撃するな〜埼玉市民行動in川越」集 会。参加者40人くらいかな。東京の集会とは比べものにならないけど、さいた ま、狭山、東松山、上福岡などから集まってきて、駅頭でリレートークをし、 商店街にデモを繰り出しました。
 シュプレヒコール、もう古いっていう感覚あるんですけど、ほかにいい方法 ないんですよね。ただね、語り口を変えたりする程度のことはできますね。若 いお嬢さんなんか、「戦争好きなブッシュおじさんや小泉おじさん」なんて言 い方して、結構新鮮に響きましたね。

12月6日(金)
 体操クラブで、先頃行われた演芸大会の感想を話し合い。老人クラブでの手 話コーラスは始めて。「上品で良かった」って友だちに言われた人。「いつの まにおけいこしてたの?」って友だちに感心された人。「ステージにあがった のは小学校の学芸会以来」「久しぶりの緊張、心地よかった」など。とにかく ほとんどの人がドキドキしたり足がガタガタしたりしたって、大笑い。
 人間、「フェイズ4」の適度な緊張状態が一番いい仕事ができるっていいま すから、ほんとにいい経験だったと思いますよ。

 夜はポリトライブ関係者の送別会。二次会で、この会としては始めてのカラ オケ。送られる主人公が若者のレパートリーまでこなして、一番カラオケ好き そ。最後はパプアの人たちとの交流会みたいに肩組んで歌ったりして、このス タイル、すっかり身に付いてしまった感じ。

12月5日(木)
 リサイクル都市つくり市民の会のメンバー4人が市職員と廃食油で粉せっけ んづくり。朝9時から夕方4時くらいまでかかりました。指導の方がみんなや ってしまうんです。でもね、みんなも巧みに「あ、それは私にやらせて」なん て、ちゃんと手を出して一通り体験。
 茶色の油に苛性ソーダの水溶液を入れると、ブクブク泡立って、だんだん固 まってくると、「シャーベットみたい」とか、「ジャムみたい」「あんこの方 が近いんじゃない」などなど、勝手にいろいろなものをイメージするんですが、 なぜか、みんな食べ物。
 午前中に作り上げて、拡げて干してる間に昼ごはん。
 午後の粉砕作業が意外と大変。網の目がつまるので、時々掃除しなきゃなら ないし、石けんの粉がスムースに機械に入るよう物差しでサポートしながら入 れていくのが、結構疲れるんです。それで、どのくらい疲れるか「あなたもや ってみない?」とみんなで体験。
 目詰まりしやすいのは、水分が多いせいじゃないかって話しになったんです が、昨日雨だったせいか、火を止めるのが早すぎたのか、ちょっとした議論に なりました。そこで、指導員曰く「ポイントさえ押さえて行けば、どんな作り 方をしても、石けんはできます。そのときの指導なさる方の顔を立てて、うま くやってください」
12月4日(水)
 リサイクル都市づくり市民の会の国体環境対策チームで国体準備室を訪問。 運動公園の整備状況を伺ったり、環境対策について伺ったんですが、まだ、あ まり進展してない模様。環境については宿泊衛生専門委員会が担当することに なるんですが、来年のリハーサル大会でいろいろ見えてくるだろうとの返答。
 観客の動線、交通などについては、まだ検討するところまで行ってない、っ て言うんですが、検討する気があるんだかないんだか…。一般の観客のための 弁当販売はしないって言うし…。あいあいフェスティバルみたいに楽しい交流 の場を演出して、外国や地方の食べ物も出したら楽しいのに、選手は勝負かけ てるので、あまりお祭り騒ぎをしても、っていうことと、県としては過度の接 待をしてはいけないと言ってるんだそうです。
 市民の会としては、リサイクル都市宣言していることを、外来の方にアピー ルするチャンスと捉えているんですけれど、そういったことはこれから、って 言うし、ゴミ箱をどこに何個くらい設置する気かって聞いても、それもこれか ら。
 なにもかもこれから。こちらが物言う隙間がまだあるって捉えれば、それな りに活用できるかも。

12月3日(火)
 「″大きな古時計″逆バージョンだよ」って、ひいくん。「大きなノッポの あら時計」(新しい時計のつもりらしい)「天国へのぼるおばあさん、おじい さんは地獄」「百年休まずにプウ プウ、おじいさんと一緒にプウ プウ、今 はもうプウじゃない、そのおなら」
 我が家の″古時計″人気、まだまだ続きそう。

12月1日(日)
 リサイクル都市つくり市民の会が今年度から会費をいただくことになってね、 きょうは新会員の顔合わせの懇親会。
 総会と違って、意見がバンバン出て、なかなかいい懇親会でした。別にお酒 飲んだわけではないんですけどね。
 今朝、10周年記念誌「10年のあゆみ」の紹介が朝日新聞に載ったっていうこ とだし、遅ればせながら、まぁまぁの滑り出し。


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